超音波検査技術

ISSN: 1881-4506
一般社団法人日本超音波検査学会
〒162-0801 東京都新宿区山吹町358-5
Japanese Journal of Medical Ultrasound Technology 44(5): 592-598 (2019)
doi:10.11272/jss.292

症例報告Case Report

造影超音波検査が診断に有用であった脾症の1例Usefulness of Contrast Enhanced Ultrasonography Using Sonazoid in the Diagnosis of Splenosis: A Case Report

1順天堂大学医学部附属練馬病院臨床検査科Department of Clinical Laboratory, Juntendo University Nerima Hospital

2順天堂大学医学部附属練馬病院消化器内科Department of Gastroenterology, Juntendo University Nerima Hospital

受付日:2019年1月16日Received: January 16, 2019
受理日:2019年6月14日Accepted: June 14, 2019
発行日:2019年10月1日Published: October 1, 2019
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症例は40代の男性.近医でC型肝炎抗体陽性を指摘され当院紹介.10代後半に交通外傷による脾損傷に対し脾全摘術の既往あり.腹部超音波検査にて肝S3前面に肝外突出性の低エコー腫瘤あり,その他腹腔内に低エコー腫瘤が多発していた.ソナゾイドを用いた造影腹部超音波検査の後血管相にて同腫瘤内に染影を認め,99 mTc-スズコロイドシンチグラフィー検査でもトレーサー集積を認めた.以上より脾症と診断した.既往歴から本症を疑いソナゾイド造影超音波検査を施行することで,脾症は非侵襲的に診断が可能であると思われた.

Key words: ultrasonography; splenosis; kupffer imaging; splenectomy

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